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有機栽培茶の拡大を目指して生産から加工まで一貫体制を実現
8年ほど前から、市北部の生産者の間で注目されていた有機栽培。そこで、長年課題となっていたのが有機JAS認証取得でした。なぜなら、有機JAS認証を取得するには、栽培の過程はもちろん、工場においても審査基準が厳しく、単独で取り組むには負担が大きいからです。
議論を重ねた末、たどりついたのが2021年に設立された有機栽培茶専用工場「かけがわ有機の郷」でした。掛川市北部の五明茶業組合、原泉茶業組合、原泉農園、倉真製茶株式会社の4社が共同運営することで、有機栽培茶の加工を専用工場に集約し、農薬などの混入リスクを軽減。有機栽培茶の生産から荒茶加工までの一貫体制を実現しました。2023年度の有機JAS認証茶園面積は11haですが、掛川市内のお茶の生産者とも協力しながら、ゆくゆくは20haを目標に有機農業の取り組み面積を拡大する予定です。
有機JAS認証かけがわ有機の郷について
有機JAS認証 株式会社 かけがわ有機の郷
掛川市北部(五明・原泉・倉真)






